外壁塗装は、建材を守り、水の侵入を防ぐ事を目的としています。
塗装は年々劣化していきますので、仕上げ塗料に応じて7年~15年程度経過後は再塗装をおすすめいたします。
外壁交換
外壁が腐食し、補修が難しい場合、外壁そのものを交換します。
塗装をメインで行っておりますが、もちろん補修や交換も可能です。
塗装が剥がれ、建材が腐食しております。
建材の交換も必要となり、工費が高くなりますので、原則としてチョーキング(外壁を触った際、粉が付着する)が起きる直前で塗装を行うと、建材へのダメージが少ないため、おすすめしております。
建材が傷んでしまっている箇所を除去します。
腐食した状態で塗装を行ってしまうと、建材内で腐食が進んでしまうため交換いたします。
除去した建材を新しい物に打ち替えします。
外壁修繕
建材にダメージはありますが、腐食まで進んでいない場合、修繕にて対応できる場合がございます。
このあとの塗装に関わる重要な工程ですので、熟練の職人がしっかりと施工いたします。
建材にダメージが入っていますが、腐食まで進んでいないため、外壁の修繕を行い、塗装を行います。
汚れを高圧洗浄機などで洗い流します。
ダメージを受けた箇所をパテなどで補修します。
熟練の職人が、凹凸が無いようしっかりと補修いたします。
コンクリート外壁の修繕
コンクリート外壁に関しては、経年劣化等によりひび(クラック)が発生します。
そのまま放置した場合、雨漏り等も発生するため、補修を行います。
クラックの状況に応じて、以下の工法を使い分けます。
- Uカット工法
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漏水が懸念される幅の広いひび割れや動きのあるひびに対応した工法となります。
クラック箇所を削り、補修材を削った箇所に盛り込みます。 - アンカーピン工法
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モルタルなどの剥落が懸念される場合に用いられる工法となります。
浮き部分に一定距離で穴を開け、専用ピンを差し込み、健全なコンクリート生地と連結させます。
これにより剥落を防ぐ効果があります。 - 低圧樹脂注入工法
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幅の狭いひび割れ等の場合、専用の注入器を取り付け、圧力で補修材を注入していきます。
最後にシーリング材と注入器を外し、補修完了です。
必要な箇所に、必要な方法でしっかりと補修いたします。
まずは状態を確認いたします。
シーリング工事
シーリング工事は、建材の隙間を無くし、建物内部に水の侵入を防ぐ重要な役割を果たします。
こちらも劣化し、また塗装後は交換ができなくなりますので、塗装とご一緒に打ち替えされることをおすすめいたします。
シーリング材に亀裂が見られます。
伸縮性がなく、亀裂から水が侵入しますので、打ち替えいたします。
古くなったシーリング材を除去します。
この際、外壁を傷つけないよう慎重に除去いたします。
シーリング材を注入した際、隙間が無いようしっかりと汚れを落とします。
余計な箇所にシーリング材がつかないよう、また隙間なくシーリング材を打てるよう、マスキングを施します。
建材とシーリング材をつなぐ下地材を塗布します。
塗布されない箇所があると、シーリングの密着不良が起き、シーリングの剥がれや早期不良の原因にもなる為、漏れなく塗布します。
シーリング材を注入します。
隙間や空気が入らないよう、慎重に注入していきます。
空気を抜く、わずかな隙間を埋めるため、多めにシーリング材を注入しておりますので、余剰なシーリング材を除去し、凹凸をなくしていきます。
経験豊富な職人がシーリング工事を行いますので、ご安心してお任せ頂けます!
外壁塗装
下塗りを行います。
下塗りの目的として、この後行う中塗り、上塗りと建材のつなぎとして、また防腐処理や防水処理が施されています。
下塗りがしっかり行われてないと、塗装の付きが悪く、本来の目的を果たせないため、しっかりと行います。
建材の凹凸部分にも漏れなく下塗りが終わりました。
乾いたのを確認した後、中塗りへ進みます。
正確には上塗りの一回目となります。
上塗りと同じ塗料を利用します。
塗料は一度に塗布できる量が決まっており、大体の塗料は2回塗布します。
中塗りが乾き次第、上塗りを行います。
十分に乾いた後、完成となります。